携帯電話とテレビの関係について考えていきます。(特に若い世代について考えていきます)
言うまでもないが、急速に普及した携帯電話。『携帯』と言うだけあって、とても身近なもので、若い世代ほどケータイへの依存度が高いとされる。ヒマがあれば、とりあえずケータイを使っている方もいるのではないだろうか?
[携帯電話の普及とテレビの関係]・テレビ以外の娯楽が増えた
・テレビよりも魅力的で面白いものが増えた
・テレビよりも身近で密接なものが増えた
・自分から情報を得ることも、発信することもできるようになった
・多様化が進んだ
結果的に、携帯電話を使う時間が増え相対的にテレビ視聴時間が減ったとされる。ただし、世代や個人によってこの辺りの感覚は随分違う。携帯電話に対する考え方や、携帯電話の『位置付け』が大きく異なるからだ。携帯電話を使うがテレビ視聴時間が依然として多く、テレビへの依存度が高いという場合もある。
そういうことも含めて、『多様化』ではないだろうか?
[ワンセグ機能について]ここで、忘れてはならないのが携帯電話のワンセグ機能。
これってテレビ離れに逆行するのでは?と思うが、次の調査リポートによると一概には言えないようだ。
ケータイでワンセグ視聴、「表示スピード」と「チャンネル切替」に不満
http://www.itmedia.co.jp/promobile/articles/1002/16/news012.htmlちなみに私が思ったのは、ワンセグ使ってると電池の減りがやたら早い。外出先などで充電が無くなると致命的なのはご存知だろう。(いつも充電器持ち歩いてるなら話は別だが・・・)
・・・ワンセグ機能はまだまだ改善の余地ありといった所だろうか。
ワンセグ機能はテレビ業界に与えられた数少ないチャンス。若い世代へのアプローチのきっかけになり得る。これを活かさない手はない。テレビ業界は、もう少しワンセグに力を入れても良いのではないだろうか?
これを逃すと、若い世代へのアプローチは一層難しくなるだろう。
(もっとも、ワンセグを使ってでも見たいと思える番組を作らなければならないが・・・)
ついでに言うと、「テレビ」の視聴方法の多様化も進んだと考えるべきだろう。
『テレビ』の前に座り、家族そろって同じ番組を見るといった視聴スタイルは、今となっては過去のものなのかもしれない。
携帯電話の普及が多くのものに何らかかの変化をもたらした。テレビもその例外ではないようだ。【関連記事】
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