前回
YouTubeとテレビの関係から今後を考える からの続きです。
若年層のテレビ視聴時間が減少傾向に--BPOまとめ
http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT200910160031.html上記をご覧になった上でお読みください。
好きな時に好きな番組を見るという視聴スタイルに「ビデオ・オン・デマンド」やネット配信などがある。今後のテレビの役割を考えていく上で、ビデオ・オン・デマンドサービスやネット配信は重要なキーワードだろう。
テレビ離れの原因でも書きましたが、これほど多様化した時代では地上波のテレビ番組だけで万人を満足させることは難しい。だから、専門チャンネル・コンテンツを提供するビデオ・オン・デマンドサービスは視聴者にとって、とても魅力的だろう。
好きな時に好きなものを選んで視聴するという魅力あふれるサービス・・・とはいうものの、あまり普及してないのが現状だ。
一方で、動画サイトYouTubeは急速に普及していった。
YouTubeがこれ程支持される理由は、やはり無料だからではないだろうか。
YouTubeなど、動画サイトは無料。(ニコニコ動画は無料会員と有料会員の両方がある)
対して、ほとんどのビデオ・オン・デマンドサービスは有料(番組の宣伝動画などは無料)。
この
有料と無料の違いこそが、広く普及するかどうかの分かれ目となったのではないだろうか。
そもそも、地上波のテレビが無料(NHKを除く)で見れることを考えると、番組などの映像コンテンツに料金を支払ってまで視聴することは、そう簡単に普及しないだろう。(専門チャンネルならば、普及しやすいのだろうが・・・)
・コンテンツ課金の難しさ余程、魅力のあるコンテンツを提供しなければ、コンテンツ課金は難しいだろう。言うまでも無く、無料と有料の違いはとても大きいのだ。
「お金を払ってでも視聴しいたいと思えるコンテンツ」を提供できるかが重要となるだろう。
・広い意味での『映像コンテンツビジネス』について有料のため急速な普及は難しいようだが、ビデオ・オン・デマンドやネット配信は徐々に浸透しつつある。この流れが大きくなるにつれて、地上波のテレビ放送は大きな転換を迫られることになるのかもしれない。これに「テレビ離れ」の流れも加われば尚更だ。従来の広告モデル・収益モデルから大きく転換することも有り得る。(転換しない可能性も有り得るが・・・)
広い意味での『映像コンテンツビジネス』は、一つの転換点を迎えているのかもしれない。
- 従来の「テレビ」の動向
- テレビ局の行なうビデオ・オン・デマンドの動向
- 動画サイトの動向やネット配信の動向
- BSやCS、CATV(ケーブルテレビ)の動向
- インターネットプロバイダの光TVなどの動向
- レンタルビデオ事業者の宅配レンタル、オンラインレンタルや映像配信の動向
など
現在、様々な事業者が『映像コンテンツビジネス』を模索している。
視聴者としては、
ビデオ・オン・デマンドによって便利・快適になるのは率直に歓迎です。見たいときに、見たい番組を選んで視聴するのは理想的ですから。
しかし、課金を迫られるとなるとちょっと・・・と言うのが正直なところです・・・
ビデオ・オン・デマンドが広く浸透するまでに何年かかるのかは分かりませんが・・・
【参考リンク】
NBPC コラム:若者がネットで視聴する動画は「映画よりもテレビ番組」 ネット動画ビジネス市場調査 2009から
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/market-news/contents/column/column35-2.htmlNBPC コラム:「ネット動画ビジネス市場調査 2010」から 有料化有望度のトップはYouTube 2位以下の動画サイト/サービスは年齢でばらつき
http://consult.nikkeibp.co.jp/consult/market-news/contents/column/column46-2.html